お知らせ
お口の周りの筋肉について
2022.6.20
目次
こんにちは。
上尾の歯医者「医療法人社団歯友会 赤羽歯科 上尾診療所」の歯科衛生士 宮島です。
今回は、お口の周りの筋肉についてお話ししたいと思います。
マスク生活が続く日々ですが、皆様はマスクを外してご自分の口元を鏡で見た時に、
なんだか口元が衰えた?ほうれい線が以前より気になる…と感じたことはありませんか?
私自身も感じることもありますし、患者さんからも気になるというお声を良く聞きます。
口元のケアには様々な方法があると思いますが、今回は歯科の観点からお話ししたいと
思います。
顔、口の筋肉について
人間の顔には表情筋といって、目や口や鼻などを動かす筋肉が30種類以上あると言われています。
その中に口の周りを囲んでいる筋肉を「口輪筋」といいます。
口輪筋は口を閉じたり、すぼめたりする時に使います。
近年人と接する機会が減り会話が減ることで口輪筋を使う時間が減ったり、マスクで口が隠れていることで、気づかないうちにマスクの中で口がへの字になっていたり、半開きになっていることがあります。
こういった習慣から筋肉が衰えてしまうと口角が下がってしまい、老けたような印象になってしまいます。ですので、口輪筋を意識して動かし、鍛えることで、若々しい口元を維持していくことが大切です。
お口のエクササイズ
1.「い」「う」の口の動きを繰り返し行う
2.舌で、頬や唇の裏を押し出すようにぐるぐるとなぞる(右回り、左回り)
ゆっくり大きく行うことで筋肉をしっかり使うことができます。簡単ですがやってみると意外ときつく感じるかもしれません。ほうれい線だけでなく、続けたらフェイスラインもすっきりします。テレビを見ながら、家事をしながらなど隙間時間にもできるのでおすすめです。
しっかり噛むことでお口の筋肉を鍛える
しっかり噛むことができていないと、口元の筋肉は衰えやすくなります。
早食いの癖がある場合は意識してよく噛むように心がけましょう。また、噛み合わせが悪いとよく噛めません。
むし歯や歯周病は治療をし、合わない詰め物や被せ物はやりかえましょう。
歯が欠損してしまった場合は、そのままにすると周りの筋肉や骨が痩せてしまいます。お口に合った義歯を入れたり、インプラント治療をしましょう。
歯並びが悪いことにより、噛み合わせが悪い場合は矯正治療をすることによって改善し、今まで使えていなかったお口の筋肉が正しく使えるようになり口元が引き締まります。
噛みづらい、食べにくい物がある、といった方は何か原因があるかもしれないので、一度受診されると良いと思います。
健康で、美しい口元を維持するためにも、定期検診でチェックすることをおすすめします。
お口のことで何か不安なことがございましたら、ぜひ当院にご相談ください。
「医療法人社団歯友会 赤羽歯科 上尾診療所」
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