インプラントは怖いものなの？｜赤羽歯科「上尾診療所」

こんにちは｢医療法人社団　歯友会　赤羽歯科　上尾診療所｣歯科医師の谷尻です。
今回はインプラントについて記述します。
あなたはインプラントにどんなイメージをお持ちですか？
●　手術するのが怖い
●　治療後に腫れや痛みが出そうで怖い
● インプラント自体の安全性が怖い

など、様々なネガティブイメージを思い浮かべる方も多いと思います。

とはいえ、怖いという気持ちだけで治療の選択肢からインプラントを除外してしまうのはもったいないと思います

インプラントが怖いと感じる理由ですが
①手術が怖い
②手術後の腫れや痛みが出そうで怖い
③インプラント自体の安全性やリスクが怖い
④歯科医師や歯医者を信頼できないから怖い
⑤年齢的な理由でインプラントが怖い
⑥せっかく入れたのに長持ちするか不安で怖い
といったことを患者様から言われることがあります

①手術が怖い場合

患者さまからインプラント治療が怖いと言われる1つ目の理由が「外科手術があること」です。

たしかに、

●　安全性に問題はないのか？
●　手術中や手術後に痛みが出ないか？

など不安に思う点がありますよね。

もちろん外科手術を行う以上、リスクを完全に0にはできません。

しかし、赤羽歯科では、

→　歯科用CT使った精密検査で正確な診断が可能
→　感染対策がしっかり行われているインプラントセンターで手術は行われる
→　インプラントセンターでは難症例に対応可能な歯科医師のチームがあり、2、3名の歯科医師で一緒に手術を行う

この様な体勢の歯科医医院を選んでいただければご心配されている手術のリスクをかなり軽減できる可能性が高いです

②手術後に痛みや腫れが出そうで怖い場合

2つ目が「インプラントの手術後に痛みや腫れが出そうで怖い」という理由です。

実際には、個人差や治療範囲にもよりますが、痛みや腫れは1週間程度で落ち着きます。

また違和感や不快感は、手術から抜糸されるまでの約1～3週間は続くケースが多いです。

ただし、こちらについても、

→　技術や知識のある歯科医師の治療を受ける
→　手術後は担当医の指示を守って過ごす
→　処方された痛み止めや炎症止めを指示通り飲む
→　手術後のメンテナンスをしっかり受ける

の4つのポイントをおさえておけば、ほとんどの痛みや腫れを強く感じることはありません。

③インプラント自体の安全性やリスクが怖い場合

3つ目が「インプラント自体の安全性やリスクが怖い」という理由です。

たしかに、週刊誌などでインプラントの危険性が煽られた記事などが出ていると不安を感じますよね。

しかし、インプラントは1965年（日本では1983年）から取り入れられており、すでに55年もの歴史がある治療法です。

インプラントに使われているチタンも

●　脳神経外科：頭蓋骨の代用
●　整形外科：人工関節

に使用されているもので、非常に人体との親和性が高く安全性にも問題ないことが証明されています。

さらに金属アレルギーの方でも、チタンアレルギーでなければアレルギー症状が発生しにくいです。

つまり、インプラント自体は、

→　経験豊富でスキルがある歯科医師による治療
→　適切な環境での治療
→　医師と患者の二人三脚でメンテナンス

の3つが揃えば、安全面を過度に心配する必要はない治療法だと言えるのです。

④歯科医師や歯医者を信頼できないから怖い場合

4つ目の理由が「歯科医師や歯医者を信頼できないから怖い」というものです。

これは、

●　一部の悪徳な歯科医師や歯医者
●　過去に受けた治療で納得できなかった経験

による影響が大きいのではないかと思います。

ただし、こちらは、

→　信頼できる歯科医師・歯医者の選び方を覚える
→　納得できなければ、セカンドオピニオンで話を聞く
→　患者さまご本人もインプラント治療に詳しくなる

の3つを実践すれば、信頼できる歯科医師や歯医者に出会う確率を上げられます。

⑤年齢的な理由でインプラントが怖い場合

●　高齢だから、体力的な問題でインプラントが怖い

など、年齢的な問題でインプラントが怖いケースもあります
患者様の負担を減らす為に最小本数のインプラントで
治療を行う事も出来ます

⑥せっかく入れたのに長持ちするか不安で怖い場合

6つ目の理由が、「せっかくインプラントを入れたのに長持ちするか不安で怖い」というものです。

こちらは答えがはっきりしていて、歯を失った際に選べる代表的な治療法の中では1番長持ちする可能性が高いことが分かっています。

▼歯を失った際の治療法の比較（平均寿命）
インプラント
約10年～15年以上
ブリッジ
約7年～8年
入れ歯
約4年～5年

あくまで一般的な平均のデータですが具体的には、約10～15年経っても9割以上がインプラントの状態を保持しているという数値が出ています。さらに、インプラントで治療を行う事で、その10〜15年後インプラントの周りの天然歯が守られ、失われる天然歯の本数も圧倒的に少ないのです

ですので、信頼できる歯医者でインプラントを入れて、術後も適切に管理ができていれば長持ちする可能性が高いです。

インプラントの持ちについては、そこまで心配する必要はないでしょう

インプラント治療は、不安、恐怖等あると思いますが、最初から治療の選択肢から除外することはもったいないと思います。色々な悩み、分からない事があるのであればいつでも当院のスタッフにお申し出下さいね！

｢医療法人社団　歯友会　赤羽歯科　上尾診療所｣