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矯正治療とは

2022.3.16

目次

こんにちは。

「医療法人社団歯友会 赤羽歯科 上尾診療所」の歯科衛生士 平松、福原です。

 

さて今回は、矯正治療についてお話ししたいと思います。

まだマスク生活が余儀なくされる中、矯正治療がしやすい環境であるとも言えます。

矯正治療に興味を持たれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

矯正とは何か?

歯並びが悪いことで起こる悩みやトラブルを解決することです。矯正装置を装着し、ゆっくりと時間をかけて歯を動かし、歯並びや噛み合わせを正しい位置へと調整していきます。

 

 

歯並びが悪いことで起こるトラブル

・歯並びが気になり、笑顔や人との会話に自信が持てない

・発音が不明瞭になる

・食べ物がうまく噛めない

・口が自然に閉じず、口呼吸になり口臭などの原因になる

・うまく歯を磨けず、虫歯や歯周病の原因になる

矯正をやる時期、期間

矯正は子ども、大人どなたでも出来ます。小さいうちは、永久歯の上の前歯4本が生えてくる頃(小学校に入る前)に一度専門医に相談されるといいと思います。

期間は人によりますが、3、4年ぐらいです。

矯正の種類

代表的なものが3つあります。

1.ワイヤー矯正

歯の表面に「マルチブラケット」という矯正装置を取り付けワイヤーを通し、ワイヤーの力で歯を移動させる方法です。

メリット

・適応範囲が広く、様々な症例の治療ができる

・取り外し不要

デメリット

・ワイヤーや矯正装置が目立ちやすい

・装着による強い痛みが起こったり、金属で口腔内を傷つけたりすることがある

・矯正装置が外れるのを防ぐため、硬い食べ物、歯にくっつきやすい食べ物などが制限される場合がある

 

2.裏側矯正

歯の裏側に矯正装置をつける方法です。

メリット

・外側からほぼ矯正装置が見えない

・取り外し不要

デメリット

・表側矯正に比べて費用が高い

・表側矯正の約1.5倍時間がかかる

・表側矯正よりも矯正力を弱める必要があるため、適応範囲が限られる

・表側矯正と同様、口腔内を傷つける可能性や痛みや、食事の制限がある

・慣れるまで発音しづらい

 

3.マウスピース矯正

ブラケットやワイヤーは使わず、透明のマウスピースを矯正装置として使用する方法です。

歯型を取り、マウスピースを製作し治療段階に合わせて新しいマウスピースを交換していくことで歯を少しづつ動かしていきます。

メリット

・目立ちにくい

・取り外しできるため、食事の制限がなく歯磨きもしやすい

・ワイヤー矯正と比べて痛みが少ない

・口腔内が傷つかず、金属アレルギーの心配がない

デメリット

・適応できる症例に限りがある

・装着時間を守らないと治療の効果がない(1日20時間以上)

・マウスピースの洗浄など自己管理が必要

 

歯磨きの仕方

ワイヤーでの矯正時には歯が磨きづらく、虫歯や歯周病になるリスクがある為、しっかりとしたブラッシングをしなければなりません。

 

ブラッシング方法

1,歯間ブラシ、ワンタフトを使う

ブラケット周り、歯と歯茎の境目に歯ブラシの毛先を当てます。

 

矯正装置の周りや歯と歯の間を掃除します。

 

2,毛先を当てる角度を工夫する

矯正装置の周りと歯と歯の間、歯と歯肉の境目は磨き残しが多く残るところなのでしっかりと磨きましょう。

 

まとめ

赤羽歯科ではそれぞれの診療所に月1回、矯正の先生に来ていただき矯正治療を行っています。

矯正に興味のある方、考えている方はぜひ当院までご相談ください。

普段当院に通われていない方もお待ちしております。

 

「医療法人社団歯友会 赤羽歯科 上尾診療所」